三宅 榛名
(みやけ はるな)


 作曲家・ピアニストとして現代音楽の分野で活動。ジュリアード音楽院の作曲科を卒業。〈弦楽オ一ケストラの詩曲〉でベンジャミン作曲賞。ニューヨークの作曲家フォーラムでデビューし、リンカーンセンター・タリーホールのオープニング・コンサートシリーズに作品を委嘱されるなど、ニューヨークで作曲家のキャリアを始める。オーケストラから、アンサンブル、ヴォイス、邦楽器まで多岐に渡る作品を書いている。  ピアニストとしては、クラシック、現代音楽、即興音楽の分野で活動し、共演者にフレデリック・ジェフスキ、ジョン・ゾーン、ウェイン・ショーター,リチャード・ストルツマン、セルゲイ・クリョーヒン、舞踏の大野一雄、能楽の観世栄夫などがいる。ロッケンハウス、ハイデルベルク、ソウルなど多くの国際音楽祭に招待出演している。  作品に:<スノウ・ヴォイス>(東京の夏音楽祭委嘱)、<滅びた世界から>(国立劇場委嘱)、<プレイタイム〜ウィンドオーケストラのための>、<技術的時代〜2台ピアノのための>など。  CDに作品集<空気の音楽>(コジマ録音/ALM)、<レアンドル&ミヤケ/ Short Takes >(Egg Farm Label) などがある。