高橋 悠治 ピアノ
1938年東京生まれ。学生時代には柴田南雄、小倉朗に作曲を学び、天賦の才を見せる。63年より66年にはヨーロッパでヤニス・クセナキスに協力。78年に「水牛楽団」を組織してアジアの抵抗歌を演奏。83年より、ピアノとコンピュータによる即興演奏を試みる。90年以降には、日本の伝統楽器と声のための作曲に重点を移し、今日に至る。また、2006年にはニューヨークの現代芸術財団(FOCA)から助成金を授与されている、日本を代表する屈指の現代作曲家・演奏家。著書も多く『高橋悠治/コレクション1970年代』(平凡社) や『音の静寂静寂の音』(平凡社)、『けろけろころろ(富山妙子との共作CD付絵本)』(福音館)などがある。