高瀬 アキ (ピアニスト、作曲家 ベルリン在住)
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 桐朋音大時代に、現代音楽と共にジャズ、即興演奏に魅了される。81年ベルリンジャズフェステイバルに招かれトリオで出演。(森山威男、井野信義)87年よりベルリン在住。FMPを主宰する夫君アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハと共にベルリンコンテンポラリージャズオーケストラを率いて演奏活動。デュオ活動ではポルトガルの歌手マリア・ジョアン、デビット・マレーなどと共演。95年よりトリスタンホンジンガーと共に、ピアノ+弦楽四重奏とのコラボレーション、ラシッド・アリ、レジー・ワークマンとのトリオ、ハン・ベニンク、ルディ・マハールとのツァーなど欧州ミュージシャンとの交流を深める。 96年ベルリンコンテンポラリージャズオーケストラにて日本各地をツァー。ピアニスト、コンポーザー、パフォーマーとして、ヨーロッパを拠点に、世界中でコンサートをくり広げている。ソロ、セッションなど、自由自在に飛翔する音作りには定評がある。発表するCDは必ずヒット、そしてドイツでは何度も音楽家批評家賞を受賞。権威あるベルリン新聞賞も受賞、ドイツで最も著名な日本人アーティストの一人として注目されている。 2000年以降のプロジェクトのCDとして、 ピアノソロ「LE CAHIER DU BAL」 (LEO) W.C.ハンディプロジェクト「ST.LOUIS BLUES」(ENJA) DEMPAトリオ「NINE FRAGMENTS」 (LEO) ルディ・マハールとのデュオ「THE DESSERT」(ENJA) ファッツ・ウォーラープロジェクト「aki plays fats waller」(ENJA) 多和田葉子との"Klang und Texte"「Diagonal」(Konkursbuch) 独自のスタイルで衝撃を与え続けるハンブルク在住の作家、多和田葉子との散文オペラでは、音と言葉による全く新しい試みを昨年青嶋ホールで行い大好評でした。